丸井のクレジットカード「エポスカード」は無料で「エポスVISAプリペイドカード」を発行してくれます。
事前にチャージした額を上限として、世界中のVISA加盟店でクレジットカードと同様に利用することができるプリペイドカードになっています。
あえてプリペイド式にして上限を与える事によって「エポスVISAプリペイドカード」なりの使い道について整理したいと思います。
目次
エポスVISAプリペイドカードとは
エポスVISAプリペイドカードとは、エポスカードを親カードとした子カードのようなもので普通のクレジットカードと見た目は全く同じプラスチックカードが発行されます。そして、実店舗・ネットを問わず全世界のVISA加盟店でクレジットカード決済の扱いとして利用ができます。
何が違うかというと、利用限度額はエポスカードからチャージ(入金)した額が上限であるという点です。つまりチャージした額しか使えないプリペイドカードの性質を持ちながら、決済手段としてクレジットカードの扱いとして支払いができます。
チャージ方法
エポスVISAプリペイドカードへのチャージ(入金)方法は2つあります。
- エポスカードからチャージ
- エポスポイントからチャージ
基本はエポスカードからチャージするのですが、エポスポイントも1ポイント単位でエポスVISAプリペイドカードにチャージが可能です。
エポスポイントの使い道はマルイでの支払いに使ったり商品券などの品物との交換が主流ですが、チャージに利用することで限りなく現金に近い形でエポスポイントを使うことができます。
- エポスカードからのチャージの場合は1,000円以上、1,000円単位
- ポイントからのチャージの場合は1ポイント(1円相当額)単位
- チャージ残高の上限は10万円まで。上限以上のチャージは出来ない。
プリペイドカードの年会費・発行手数料は無料
▼エポスVISAプリペイドカードの発行は、エポスカードの会員サイトから発行依頼を行うことで、およそ1週間ほどで自宅に届きます。
▼年会費無料・発行手数料も原則無料ですが、一部のデザインについては発行手数料がかかるものがあります。
プリペイドカードの利用方法は普通のクレジットカードと同じ
エポスVISAプリペイドカードの見た目は全く普通のクレジットカードと同じです。カード番号部分のエンボス加工が無いのが特徴なぐらいです。
使い方も普通のクレジットカードとまったく変わりません。全世界のVISA加盟店で実店舗・ネット問わず利用できます。
お店の人にも普通に「クレジット払いで」と言ってエポスVISAプリペイドカードを差し出せばOKです。変に”プリペイド式のVISAカード”とか言ってしまうとややこしくなるので注意です。
エポスVISAプリペイドカードの特徴一覧:
特徴 | 内容 |
---|---|
プラスチックカード | 発行される |
カード番号 | エポスカード(親カード)とは違う独立した番号 |
発行手数料 | 無料(一部特殊なデザインのカードのみ有料) |
年会費 | 無料 |
実店舗での利用 | 可能 |
ネットでの利用 | 可能 |
利用限度額 | チャージ額の残高まで(最大チャージ額は10万円) |
チャージ(入金)方法 | エポスカード会員サイトより以下のいずれかの方法でチャージ(入金)できる ・エポスカードからチャージ ・エポスポイントからチャージ(1ポイント単位でチャージ可能) |
ポイント | ポイントプログラムは無いが、プリペイドカードの利用額の0.5%(200円ごとに1円)をプリペイドカードにキャッシュバック |
買物額の0.5%分を翌月にキャッシュバック
エポスVISAプリペイドカードの特典は利用額に応じてエポスポイントで還元するのではなく、利用額の0.5%(200円ごとに1円分)をエポスVISAプリペイドカードにキャッシュバックします。
キャッシュバックのタイミングは利用月の翌月中旬頃です。
エポスカードからチャージするとき、エポスカード側にポイントは付与されないので、エポスカードとエポスVISAプリペイドカードでポイントの2重どり的なことは出来ないようになっています。
エポスVISAプリペイドカードの使い道
エポスVISAプリペイドカードはポイント還元で有利というわけではありません。あえてプリペイドカードを作る目的は、チャージした額までしか利用できないというプリペイドカードの性質にあります。
仮に盗難やスキミング等で不正利用されてもチャージした額までしか使えないことから、リスクにさらされる金額が制限できるという点にあります。
- ちょっと怪しい、いかがわしいサイトでの支払いで、どうしてもクレジットカード決済が必要な時
- 海外の通販サイトで信頼できるか分からないところでの買い物をする時
- オンラインゲームやアプリの課金で利用額を制限したい時
- カードの利用明細に支払先を印字したくない時
▼関連記事:親カード「エポスカード」のメリット・デメリットについて
余ったチャージ額を使い切る方法
エポスカードからのチャージ額は1,000円単位であり、チャージ残高の払い戻しはできません。もしも、使わなくなった時の事を考えると余ったチャージ残高を使い切る方法を押さえておく必要があります。
一番のオススメはアマゾンギフト券の購入です。
アマゾンギフト券は15円以上1円単位で購入できますので、15円以上のチャージ残高の状態で、残高全額をアマゾンギフト券の購入に利用し使い切ることができます。
アマゾンギフト券は、アマゾンでの商品購入時の支払いの一部または全額に割り当てることができるので無駄なく使えます。
⇒「アマゾンギフト券」
メリット・デメリット
エポスVISAプリペイドカードのメリット・デメリットをまとめると以下になります。
- 万が一、盗難やスキミングにあっても被害額はチャージ残高以上(最大10万円)にはならない。
- 万が一の被害額を限定させられる事から、信頼性の確保できない海外通販などの支払先に使える。
- 支払い方法としては普通のVISAカードと同じなので、全世界のVISA加盟店で利用できる
- プリペイドカードの利用に対して手数料・年会費などはかからない
- たまったエポスポイントの使い道として最も効率がよい(チャージした分もさらに0.5%キャッシュバックするので)
一方、デメリットは
- 還元率は0.5%と決して高くない
- 残高の払い戻しは無い
エポスVISAプリペイドカードの親カードである「エポスカード」は、WEB入会限定でエポスポイントが2,000pもらえるキャンペーンを実施しています。定期的にポイント付与額がアップすることがあるのでキャンペーン内容のチェックを心掛けましょう。
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