週刊誌など毎月いくつもの雑誌を購入していると、思いのほか高い出費になっている事があります。そんな手痛い出費を一定に抑えてくれるのが雑誌や漫画の定額「読み放題」サービスです。
スマホやタブレット端末、PC上のWEBブラウザで閲覧できる電子書籍の形式で提供され、人気の雑誌が毎月数百円の出費で読み放題になります。
比較してみると、月々の費用はだいたい500円前後である為、定期購読している雑誌を幾つか読めれば、すぐに元が取れる計算になります。どの定額サービスも無料のお試し期間を設けているので、まずは自分に合った・自分が読みたい雑誌が読めるのか確認した上で加入する事をお勧めします。
【全11社】雑誌の読み放題サービスの比較
雑誌の読み放題サービスで検索すると結構乱立していることがわかります。各社の取扱い雑誌には重複するところも多いのですが、やはり比べてみると差があります。複数のサービスに契約するのはさすがに無駄なので、自分に最適なものを1社チョイスしたいところです。
※税込価格はすべて、2019年10月以降の消費税率10%による改定後の価格に更新しました。
目次
Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)
- サービス名:「kindle unlimited読み放題(キンドル・アンリミテッド読み放題)」
- 取扱い雑誌数:240誌(Dマガジンと比べるとマイナーな雑誌が含まれている)
- アダルト・エロ雑誌ジャンルの取扱あり →「アダルトジャンル」
- 月額:税抜891円【税込980円】
- 利用可能端末数:Kindleアプリが動く端末すべて。
⇒ただし1アカウントでダウンロードできるのは10冊まで、11冊目からは追加する毎にどれか一冊を削除する必要がある。 - ダウンロード方法(オフライン閲読可否):雑誌一冊全てダウンロード可(オフライン可)
- 運営会社:amazon(アマゾン)
- サービス開始日:2016年8月3日
- 無料お試し:30日間の無料トライアル(期間中にいつでも解約可能)
満を持して登場と言った感のあるアマゾンの雑誌・書籍の読み放題サービス。日本では2016年8月3日(水)よりサービス開始となりました。
オフィシャルのアナウンスではサービス開始時点で和書12万冊、洋書120万冊が対象で、文芸書・趣味実用書・コミック・雑誌・写真集など豊富な種類を扱っています。ちょっと前の話題の小説、ビジネス書。コンピューターの技術書なども結構読み放題に含まれています。
以外な目玉としては、グラビアアイドルの写真集や成人向けアダルト雑誌(エロ雑誌・漫画)なども読み放題の対象として含まれているところでしょうか。かつてVHSのビデオデッキが普及したようにエロは大事ということですね。
本を読むにはKindleアプリから可能です。ビューアとしては良いのですが、無料購読可能な雑誌や書籍を探すにはKindleアプリ上の機能”Book Browser”を使ってアマゾンのサイトに繋げる必要があり、いちいち雑誌名で検索したり大まかなジャンルを辿って本を探すしかなく、読みたい本にたどり着くまでの手数が多いところが、若干難アリです。
⇒「kindle unlimited読み放題(キンドル・アンリミテッド読み放題)」
無料お試し期間が30日があるので、とりあえず試してみるのも手
キンドルアンリミテッドには30日の無料体験期間があり、30日以内に解約手続きを行えば、次回契約更新が行われない様になります。
つまり30日以内に解約の手続きを行っても、30日間ギリギリまでは利用し続けることが可能です。とりあえず無料なのでサービス内容を確認する程度の気軽さでも利用することができます。
U-NEXT(ユーネクスト)
- サービス名:「U-NEXT」
- 取扱い雑誌数:70誌以上
- 月額:1,990円(税抜)【2,189(税込)】
- 利用可能端末数:1アカウントで4台まで
- ダウンロード方法(オフライン閲読可否):雑誌一冊全てダウンロード可(オフライン可)
- 運営会社:U-NEXT
- 無料お試し:31日間
- 主な収録雑誌:「MORE」「MEN’S NON-NO」「東京カレンダー」「東洋経済」「Lightning」「OZmagazine」「GetNai」「MacFun」
U-NEXTは動画配信を中心としたサービスであり、洋画・邦画の映画、ドラマ、アニメ等幅広いジャンルの動画について、有料動画配信と見放題動画のセットで展開しています。そこに、オマケでは済まないレベルの70誌以上の雑誌読み放題のサービスが加わります。
なお、一般書籍やコミックの電子書籍販売や新作映画(DVD・ブルーレイをリリースしたばかりの新作)のレンタルも行っており、これら有料コンテンツの購入には毎月付与される1,200ポイント(1,200円相当)を購入代金に割り当てることが可能になっています。
入会時特典:
31日間の「無料トライアル」に登録した時にもらえる「600円分のポイント」を使って動画や、最新コミック・書籍の購入も可能です。
↓読み放題対象外の電子書籍の購入にはポイントが使える
読み放題対象の雑誌は70冊以上
メンズノンノ、Begin、メンズクラブ、MORE、LEE、マキア、Ray、週刊プレイボーイ、週間アサヒ芸能、サイゾー、週間女性、日経PC、Mac Fun、HiVi、GetNavi、GoodsPress、デジモノステーションなど。基本を抑えた70冊以上が読み放題対象になっています
U-NEXTのポイントは映画館のチケット割引にも使うことが可能
「イオンシネマ」「松竹マルチプレックスシアターズ(SMT)」「ユナイテッドシネマ」「KINEZO(キネゾー)」に対応しています。
特に映画のオンライン予約サービスの「KINEZO(キネゾー)」ならポイントをチケット購入時の支払にそのまま割り当てる事も可能です。他のシアターでは一定額のクーポン券との交換と言う形になります。
⇒「U-NEXT」
dマガジン
- サービス名:「dマガジン」
- 取扱い雑誌数:700誌以上(ムック本含む)
- 月額:税抜400円【税込440円 】
- 利用可能端末数:1アカウントでスマホやタブレットのアプリから5台まで、さらにWEBブラウザアクセス1台による同時アクセスが可
- ダウンロード方法(オフライン閲読可否):雑誌一冊全てダウンロード可(オフライン可)、お気に入り登録してある雑誌については自動ダウンロードも可
- 運営会社:NTTドコモ
- 無料お試し:31日の無料トライアル(購読手続き後に31日間無料、無料期間中に解約しなければ定期購読を継続)
- サービス開始日:2014年6月20日
- 主な収録雑誌:「anan」「Oggi」「CLASSY」「MEN’S NON-NO」「Begin」「AERA」「週刊文春」「GoodsPress」「東京ウォーカー」「OZ magazine」「週プレ」「フライデー」「FLASH」、その他不定期刊行のムック本も読み放題対象として加わることもあります。
- →参加雑誌の一覧はこちら
NTTドコモの携帯電話を利用していなくても加入できます。取扱う雑誌は450誌以上(初期の頃は200冊からスタート)、メジャーどころの人気雑誌はしっかり押さえてます。変に取扱い数をかさ上げするような無駄な雑誌はほとんどないので、実質的に雑誌網羅数ではトップクラスです。このへんはさすがドコモというべきか王道を行く感じです。
バックナンバーも最長1年分程度は読めるので、読み放題の総雑誌数は1700冊以上になります。
dマガジンは2017年3月時点で契約者数360万人を突破しました。
アプリの使い勝手はかなり良い、記事検索できるのが便利
アプリの使い勝手も向上しており、以前は雑誌が配信されるたびにダウンロードを手動で行う必要がありましたが、お気に入り登録した雑誌は自動ダウンロードが可能となったため何時でも読みたい雑誌がすぐに閲覧できるようになりました。
読みたい記事を「文字」検索することも可能で、気になる話題について取り上げている雑誌がないか検索する事も可能です。
感想
個人的には「メンズジョーカー(Men’sJOKER)※現在休刊」が読めるのでDマガジンを購読しています。dマガジンは雑誌データを先にダウンロードしてから読むので、1ページごとにリアルタイムで読み込むタイプと比べると、ページをめくる速度が速いです。
自宅のWiFi環境でまとめてダウンロードしておいて、外出時に読むようにすればモバイル通信の容量を節約できます。
楽天マガジン
- サービス名:「楽天マガジン」
- 取扱い雑誌数:700誌以上(ムック本含む)
- 月額:税抜380円(税込418円)。
⇒年払いにすると税抜3,600円(税込3,960円)となる。月当たり税抜300円(税込330円)相当とお得 - 利用可能端末数:1アカウントで5台まで
- ダウンロード方法(オフライン閲読可否):雑誌一冊全てダウンロード可(オフライン可)
- 運営会社:楽天
- 無料お試し:31日間(無料期間中にいつでも解約可能)
- サービス開始日:2016年8月9日
- 主な収録雑誌:「CanCanm」「Ray」「Begin」「AERA」「週刊文春」「GoodsPress」「フライデー」「FLASH」→「参加雑誌の一覧はこちら」
2016年8月9日スタート。後発ですが業界の雄dマガジンのサービスをかなり意識した内容になってます。取扱い雑誌数もアプリの使い勝手もdマガジンとほぼ同等。その上、dマガジンより若干安く、年払いプランなら年間3,600円(税抜)一括払いであるものの月額換算だと300円(税抜)と値段の安さも魅力。
また楽天マガジンの入会特典として楽天・楽天koboでの買い物のポイントが2倍になり、楽天ポイントを軸にした、一連の楽天系サービスを使っている人であれば、ドコモのポイントをためるよりは楽天ポイントをためる理由でこちらを選ぶのはアリです。
さらに月額・年額の支払いは楽天ポイントでの支払が可能になりました。楽天で買い物をしていてポイントが余りがちな人は、Dマガジンと同等の品揃えで、現金負担がいらないくなる「楽天マガジン」を選ぶのをお勧めします。
感想:
dマガジンと互換性の高いサービスながら値段もdマガジンより若干安く、さらに楽天ポイントで支払が可能・楽天ポイントもたまるので、楽天ポイントをためてる方にオススメです。私はdマガジンからこちらに移行しました。
⇒「楽天マガジン」
Tマガジン→2020年8月末にて終了
- サービス名:「Tマガジン」
- 取扱い雑誌数:550誌以上
- 月額:税抜400円(税込440円)
⇒Tポイントでの支払いも可能 - 利用可能端末数:1アカウントで5台まで+WEBブラウザで1台
- ダウンロード方法(オフライン閲読可否):雑誌一冊全てダウンロード可(オフライン可)
- 運営会社:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)
- 無料お試し:1か月(無料期間中にいつでも解約可能。解約後ただちに利用不可となります。)
- サービス開始日:2019年5月21日
- 主な収録雑誌:「CanCanm」「Ray」「Begin」「AERA」「週刊文春」「GoodsPress」「フライデー」「FLASH」→「参加雑誌の一覧はこちら」
2019年5月21日スタート。かなりの後発ですが、Dマガジンおよび楽天マガジンに思いっきり競合するサービス内容をぶち込んできました。
取り扱い雑誌数は450誌(以前は400誌)にもなりますが、メジャーどころはDマガジン・楽天マガジンと大差はありません。あとはプラスアルファとして差別化しているのは漫画雑誌や”るるぶ”の旅行ムック本、コミック誌、さらにR18コーナーがあるという点です。Dマガジンのベーシックなサービスにプラスアルファしたい人に向けたと考えていいでしょう。
ブックパス
- サービス名:「ブックパス」
- 対象ユーザー:だれでも
→以前はauユーザー向けであったが、「ブックパス」入会時にあわせて「Wow!ID」を取得することにより誰でも入会可能になった - ダウンロード方法(オフライン閲読可否):雑誌一冊全てダウンロード可(オフライン可)
- 取扱い雑誌数:雑誌が300誌以上、コミック・小説・実用書・グラビア・ラノベなどの書籍が40,000冊以上がが読み放題対象
- 無料お試し:30日(無料期間中にいつでも解約可能)
- サービス開始日:2012年12月3日
- 月額:税抜562円(税込618円)
→雑誌のみのプラン「マガジンコース」も追加されました。マガジンコースなら税抜380円(税込418円)でdマガジンや楽天マガジンのサービス内容と競合してくるようになってきました。
→参加雑誌の一覧はこちら
以前はauユーザー向けのサービスでしたが、今は「Wow!ID」を取得することにより誰でも入会可能になりました。
雑誌以外にコミック・小説・実用書・グラビア・ラノベ・BLなどの書籍も対象となっており、取扱い書籍数の多い割に値段はお手頃になっています。読み放題と有料の本が混在しているような形になっていますが、読み放題の本だけを集めて検索できるので、見づらさはありません。
ジャンルは、雑誌以外に、オトナ、グラビア、ビジネス、趣味・実用、小説、コミック、女性コミック、男性コミック、ラノベ、BLがあります。
ブック放題(旧・ビューン)
- サービス名:「ブック放題」(旧・ビューン)
- 対象ユーザー:ソフトバンクユーザーだけでなくだれでも可
- ダウンロード方法(オフライン閲読可否):雑誌一冊全てダウンロード可(オフライン可)
- 取扱い雑誌数:雑誌350誌+コミック30,000冊+るるぶ100冊以上
- 無料お試し:1か月
- サービス開始日:2015年6月24日
- 月額:税抜500円(税込550円)
ソフトバンクグループのビューンが運営するサービス。以前はソフトバンクユーザー向けのサービスとして「ブック放題」、誰でも入会できる方は「ビューン」で分かれていましたが「ブック放題」に統一し誰でも加入できます。
雑誌以外にコミックも対象、さらに旅行ガイドブック「るるぶ」が読み放題
マガジン☆WALKER(マガジン・ウォーカー)
- サービス名:「BOOK☆WALKERマンガ・雑誌読み放題」(前身はマガジンウォーカー)
- 取扱い雑誌数:60誌以上+単行本5000冊以上
- 月額:税抜760円(税込836円)
- 利用可能端末数:1アカウントで5台まで
- ダウンロード方法(オフライン閲読可否):雑誌一冊全てダウンロード可(オフライン可)
- 運営会社:BOOK☆WALKER
- 無料お試し:1か月(無料期間中にいつでも解約可能)
- サービス開始日:2016年12月5日
- 主な収録雑誌:男性向けマンガ誌なら「少年エース」「コンプエース」「月刊コミックフラッパー」「ドラゴンエイジ」「電撃だいおうじ」「電撃マオウ」「電撃萌王」など、女性向けマンガ誌なら「FELL YOUNG」「禁断Lovers」「ショコラブ」など、アニメ声優系なら「声優グランプリ」「アニメディア」「声優アニメディア」「オトメディア」「PASH!「メガミマガジン」など、その他雑誌「電撃G’s magazine」「週刊ファミ通」「Nintendo DREAM」など
2016年12月5日スタートにスタートしたKADOKAWA系のBOOK☆WALKERが運営する雑誌読み放題サービスがマガジン☆WALKERが前進となるサービスです。
→2020年4月からBOOK☆WALKERマンガ・雑誌読み放題としてリニューアル
ラインナップに特徴があり、漫画誌(男性マンガ誌、女性マンガ誌、BL、TL作品などを含む)とアニメ・声優雑誌、ゲーム誌がとにかく強い!
一般雑誌はありません。漫画誌・アニメ誌・ゲーム誌が読み放題の一言に尽きます。
タブホ
- サービス名:「タブホ」
- 取扱い雑誌数:900誌以上
- 月額:税抜500円(税込550円)
- 利用可能端末数:1アカウントで3台まで。ブラウザは個別に1台のみ
- ダウンロード方法(オフライン閲読可否):雑誌一冊全てダウンロード可(オフライン可)
- 運営会社:株式会社オプティム
- 無料お試し:24時間の無料トライアル(会員登録不要で1日だけ読み放題)
- サービス開始日:2014年11月19日
- 主な収録雑誌:「るるぶ」「MEN’S NON-NO」「Ray」「週刊現代」「GoodsPress」「週プレ」「OZ magazine」
取扱い雑誌数が多いが旅行雑誌「るるぶ」「トリコガイド」「街ラブ本シリーズ」が嵩上げしているところがあります。逆に言えば旅行雑誌が充実していると言えます。
以前は、利用可能端末数1アカウント1台でしたが、3台まで拡張しています。
⇒「タブホ」
ひかりTVブックの雑誌読み放題サービス
- サービス名:ひかりTVブックの「雑誌読み放題サービス」
- 取扱い雑誌数:900誌以上
- 月額:税抜450円(税込495円)
- 利用可能端末数:制限なし
- ダウンロード方法(オフライン閲読可否):雑誌一冊全てダウンロード可(オフライン可)
- 運営会社:NTTぷらら
- 無料お試し:なし
- サービス開始日:2015年4月1日
- 主な収録雑誌:「るるぶ」「MEN’S NON-NO」「Ray」「週刊現代」「GoodsPress」「週プレ」「OZ magazine」
「タブホ」を運営するオプティムと業務提携により開始したサービスであるため、タブホとラインナップが同様になります。無料のお試し期間はありませんが、タブホよりも若干安いのが特徴。
なお、「月額ポイントプラン」のサービスとセットで申し込むと月額440円(税込)に割引されます。「月額ポイントプラン」とは電子書籍を購入するポイントを毎月購入するタイプのプランで、例えば月額550円+雑誌読放題(440円)のコースだと650ポイント付与され、100ポイント(≒100円分)お得に電子書籍が購入できます。
⇒「ひかりTVブック」
Yahoo!ブックストア読み放題
2017年10月31日をもってサービス終了
- サービス名:「Yahoo!ブックストア読み放題」
- 取扱い雑誌数:10誌以上+その他一般書籍・漫画など総計2万冊以上
- 月額:税抜400円
- 利用可能端末数:1アカウントで1台
- ダウンロード方法(オフライン閲読可否):雑誌一冊全てダウンロード可(オフライン可)
- 運営会社:Yahoo!
- 無料お試し:月初無料
- 主な収録雑誌:「サンデー毎日」「エコノミスト」「サイゾー」「Fielder」「ゴング」「CAPA」「デジキャパ」「ムー」「ダビンチ」
→参加雑誌の一覧はこちら
Kindle Unlimitedのように一般書籍・コミック・雑誌と万遍なく読めるサービスで対象書籍はおよそ2万もあります。ですが雑誌の取扱いは残念ながら貧弱で、書籍類もかなり古めのラインナップであり読みたいものがあれば使えるかも、といった感じです。守備範囲は広いけど取り扱う本の数が少なすぎて、dマガジンに成れずKindleUnlimitedにも成れない中途半端な位置づけになってしまっていると思います。
【比較】雑誌読み放題サービスの料金比較
定額サービス名 | 特徴 | 税抜価格(税込価格) |
---|---|---|
キンドルアンリミテッド | 取扱雑誌:約200誌(和書全体では約12万冊) 利用可能デバイス数(複数端末での利用):制限なし(1アカウント10冊まで持ち出し可) 無料お試し期間:30日 |
月額:882円(980円) |
U-NEXT | 取扱雑誌:70誌以上 (無料動画や、毎月1,000円分ポイントにて電子書籍や有料動画の利用も可) 利用可能デバイス数(複数端末での利用):4台 無料お試し期間:31日 |
月額:1,990円(2,189円) |
dマガジン | 取扱雑誌:400誌 利用可能デバイス数(複数端末での利用):5台 無料お試し期間:31日 |
月額:400円(440円) |
楽天マガジン | 取扱雑誌:250誌 利用可能デバイス数(複数端末での利用):5台 無料お試し期間:31日 |
月額:380円(418円) |
Tマガジン | 取扱雑誌:450誌 利用可能デバイス数(複数端末での利用):5台 無料お試し期間:31日 |
月額:400円(440円) |
ブックパス | 取扱雑誌:300誌+雑誌以外の書籍(コミック・小説・実用書)が40,000冊以上 利用可能デバイス数(複数端末での利用):制限なし 無料お試し期間:30日 |
月額:562円(618円)
雑誌のみのプランあり380円(418円) |
ブック放題 (旧ビューン) |
取扱雑誌:雑誌200誌+コミック20,000冊 利用可能デバイス数(複数端末での利用):制限なし 無料お試し期間:1か月 |
月額:500円(545円) |
BOOK☆WALKERマンガ・雑誌読み放題 | 取扱雑誌:60誌以上(漫画・ゲーム誌に特化) 利用可能デバイス数(複数端末での利用):5台 無料お試し期間:1ヶ月 |
月額:760円(836円) |
タブホ | 取扱雑誌:900誌以上(ムック本が多い、純粋な雑誌は150誌ぐらい) 利用可能デバイス数(複数端末での利用):1台 無料お試し期間:1日 |
月額:500円(550円) |
ひかりTVブック | 取扱雑誌:900誌以上(タブホと同じ) 利用可能デバイス数(複数端末での利用):1台 無料お試し期間:1日 |
月額:450円(495円) |
【比較】各社の強み・特色
各社の読み放題対象のラインナップには力を入れているところに差があります。雑誌に特化しているもの、雑誌以外も含めたオールラウンダー、マンガに強いに分けられます。
雑誌に特化
雑誌以外の書籍も幅広く読める
マンガ・ゲーム誌に強い
【比較】主な取扱い雑誌・配信雑誌
メジャーどころの雑誌をチョイスし、読み放題サービス各社の取扱い状況を表にしました。
雑誌名 | 出版社 | dマガジン | 楽天 マガジン |
Kindle Unlimited |
タブホ | ブック放題 |
---|---|---|---|---|---|---|
Begin | 世界文化社 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
LEON | 主婦と生活社 | ○ | ||||
MEN’S CLUB | ハースト婦人画報社 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
MEN’S JOKER | KKベストセラーズ | ○ | ○ | |||
street Jack | KKベストセラーズ | ○ | ○ | |||
Men’s NON-NO | 集英社 | ○ | ○ | ○ | ○ |
雑誌名 | 出版社 | dマガジン | 楽天 マガジン |
Kindle Unlimited |
タブホ | ブック放題 |
---|---|---|---|---|---|---|
MORE | 集英社 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
STORY | 光文社 | ○ | ○ | ○ | ||
ViVi | 講談社 | ○ | ○ | ○ | ||
CanCam | 小学館 | ○ | ○ | ○ | ||
JJ | 光文社 | ○ | ○ | ○ | ||
non-no | 集英社 | ○ | ○ | ○ | ||
Seventeen | 集英社 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
with | 講談社 | ○ | ||||
LEE | 集英社 | ○ | ○ | ○ | ○ |
雑誌名 | 出版社 | dマガジン | 楽天 マガジン |
Kindle Unlimited |
タブホ | ブック放題 |
---|---|---|---|---|---|---|
日経トレンディ | 日経BP社 | ○ | ○ | ○ | ||
DIME | 小学館 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
GetNavi | 学研プラス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
MONOQLO | 晋遊舎 | ○ | ○ | ○ | ||
家電批評 | 晋遊舎 | ○ | ○ | ○ | ||
週刊アスキー | KADOKAWA | ○ | ○ | ○ | ||
Mac Fan | マイナビ出版 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
週間ダイヤモンド | ダイヤモンド社 | ○ | ○ | ○ | ||
週刊東洋経済 | 東洋経済新報社 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ダイヤモンドZAI | ダイヤモンド社 | ○ | ○ | ○ | ||
プレジデント | プレジデント社 | ○ | ○ | ○ | ||
週刊エコノミスト | 毎日新聞出版 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
雑誌名 | 出版社 | dマガジン | 楽天 マガジン |
Kindle Unlimited |
タブホ | ブック放題 |
---|---|---|---|---|---|---|
週間プレイボーイ | 集英社 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
FLASH | 光文社 | ○ | ○ | ○ | ||
FRIDAY | 講談社 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
週間SPA! | 扶桑社 | ○ | ○ | ○ | ○ |
こうしてみると取扱い冊子数500を謳うタブホは、完全な定期刊行誌のラインナップが実は弱く、dマガジンが最も豊富で、次に後発の楽天マガジンが追従しています。またキンドル・アンリミテッドが若干偏りがあるものの独自のラインナップできています。
単純に取扱い冊子数が多くても、古いムック本や季刊誌で数の嵩上げをしている場合もあるのでスペック数だけでは比較できない所があります。
結局なにがおすすめなの?
とりあえず3つ上げろと言ったらコレです。
おそしてプラスアルファとして
とにかく雑誌だけを読みたいなら、dマガジン、楽天マガジンの2択となります。いずれも1アカウントで複数の端末(5台)で読む事ができ、取り扱う雑誌数はdマガジンがベーシック、楽天マガジンは若干少ないが価格面で若干安い、といった特徴があります。
もう一つの決め手は楽天マガジンはポイント(楽天ポイント)での支払いが可能という点です。余っているポイントを支払いに使えるので、現金を使わなくてすむというメリットがあります。
kindle unlimited(キンドル・アンリミテッド)はdマガジンほど雑誌の網羅性は良くないですが一般書籍・コミック・実用書・グラビア雑誌など幅広いジャンルが魅力で、雑誌以外も読みたい方には補完的に追加したいサービスです。
雑誌を読む媒体にはタブレットがおすすめ
雑誌読み放題ライフを快適にするためには、読む媒体選びも大事になります。
PC、スマホ、タブレットなどあらゆる媒体で雑誌を読むことができますが、スマホの画面では記事の文書を読もうとすると小さすぎて、ピンチアウトして拡大しないとほぼ見えません。
携帯性を確保しつつ、程よい文字の大きさで見るにはタブレットがおすすめです。私は、ipadとFire HDタブレットの2台を家族で共有していますがipadは高いので、手軽に外に持ち出したり多少雑に扱ってもいいタブレットを入手したいならFire HDタブレットに軍配が上がります。
おすすめはディスプレイサイズが10インチのFIreHD10です。
1万円を切る安価で軽量なFireHD8というのもありますが、8インチでは文章のみの小説等の本を読むのは問題ないのですが、雑誌を読むには文字が小さすぎて、結局スマホと同じで文字を拡大して読むハメになり、タブレットをわざわざ買った意味がありませんでした。
実は私自身、始めにFireHD8を購入したものの、雑誌を読むのにあたり不便を感じFire HD10に乗り換え、その後は8インチは結局お蔵入りになったという経緯があります。
FireHDタブレットにもGooglePlayストアのアプリを入れることができる
なお、Fire HDタブレットのOSはandroidOSのカスタマイズ版であるため、Kindle以外の電子書籍のアプリは初期状態ではインストールすることが出来ません。GooglePlayストアさえインストールできれば、さまざまな電子書籍アプリ(dマガジンのアプリ等)をFireタブレットで使うことが出来るようになりますが、若干の裏ワザが必要です。
⇒「Fireタブレット GooglePlay」で検索
ストレージ(記憶容量)は多い方がよい
dマガジンなどのアマゾン純正以外のアプリだと本・雑誌のデータをマイクロSDカード(外部のストレージ)に保存できないものがあるので、ストレージ(記憶容量)が圧迫されがちになります。16GBモデルのような少量だと直ぐに容量がいっぱいになり本・雑誌データを都度削除する必要が発生し面倒です。
容量を気にせず使いたいなら64GBだとか32GBモデルを選ぶことをお勧めします。
→Fire HD 10 タブレット (10インチHDディスプレイ) 64GB
▼紙の書籍、新刊本を安く買う方法についてはこちら:
▼動画(映画・ドラマ・アニメ)の定額見放題サービスの比較はコチラ:
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