他行宛ての振込手数料が無料の銀行

月に何回かは振込や現金引出しの為に、銀行のATMに出向いたりする事があるでしょうか。

週末のお昼にもなると、ATMには行列ができて時間がかかったり、他行宛の振込だと高い手数料を取られてしまいまい、なんだか時間もお金ももったい無い気分です。

今や銀行のサービスもネット化が進み、インターネット上から振込の手続きが簡単にできるようになっています。さらに銀行の中には店舗をほとんど持たずネット専業に特化している所もあり、手数料をさらに割り引いて、回数に制限や一定の条件は課されるものの他行宛ての振込み手数料が無料になる銀行があります。

時間も手数料も大幅に節約できる振込手数料の銀行を集めてみました。
※2019年10月1日からの消費税率10%引き上げに対応済みです。

振込手数料無料なら、この銀行だけは押さえておこう

あまりいろいろ比較することはありません。他行宛振込手数料が簡易な条件で付与される銀行は、ここだけ押さえておけばよいです。

使い勝手よい(おすすめ)

まあまあ使い勝手よい(次におすすめ)

ちょっと癖あり(振込手数料が無料なら他は問わないと言うなら)

 

標準的な銀行の振込手数料

一般的な銀行で振込を行うといくら掛かるのか、指標(ベンチマーク)となる値を載せておきます。指標としては国内最大手のメガバンク「三菱UFJ銀行」が良いでしょう。他行宛ての振込手数料はネットからの手続きが最安ですが、それでも216円か324円も掛かります。

三菱UFJ銀行(旧・三菱東京UFJ銀行)の振込手数料

同行内・支店内の振込手数料 他行あての振込み手数料
3万円未満 3万円以上 3万円未満 3万円以上
ATMで現金 220円 440円 440円 660円
ATMでキャッシュカード 同一支店:無料
他店宛て:110円
275円 440円
インターネット 無料 220円 330円

 

新生銀行

同行内・支店内の振込手数料 他行あての振込み手数料
3万円未満 3万円以上 3万円未満 3万円以上
ATMで現金 サービスなし サービスなし
ATMでキャッシュカード サービスなし サービスなし
インターネット 無料 一定回数無料
一定回数を越えた場合は105円~314円

「新生銀行」は、口座を作っておけば無条件で少なくとも月1回は他行宛ての振込手数料が無料になる銀行です。さらに口座の残高や取引の内容次第でステージ(ランク)が上がり、月当りの振込手数料無料の回数が最大10回まで増やすことができます。

「新生スタンダード」ステージ
振込手数料無料の回数:
月1回まで無料(2回目からは314円)。
条件:なし

「新生ゴールド」ステージ
振込手数料無料の回数:月5回まで無料(6回目からは210円)。
条件:以下のいずれかを満たす
・円貨預金・パワー預金・2週間満期預金の月間平均残高が100万円以上
・外貨預金などの指定の投資商品(仕組預金・投資信託・保険商品など)の月間平均残高が30万円以上
・全ての預け入れ資産(商品内容を問わず)の月間平均残高が200万円以上

「新生プラチナ」ステージ
振込手数料無料の回数:月10回まで無料(11回目からは105円)。
条件:以下のいずれかを満たす
・外貨預金などの指定の投資商品(仕組預金・投資信託・保険商品など)の月間平均残高が300万円以上
・全ての預け入れ資産(商品内容を問わず)の月間平均残高が2,000万円以上

こうしてみると「新生ゴールド」なら少なくとも普通の預金残高が100万円に達成すれば月5回まで無料となります。

⇒新生銀行

 

住信SBIネット銀行

同行内・支店内の振込手数料 他行あての振込み手数料
3万円未満 3万円以上 3万円未満 3万円以上
ATMで現金 サービスなし サービスなし
ATMでキャッシュカード サービスなし サービスなし
インターネット 無料 一定回数無料
無料回数を越えた場合は157円

「住信SBIネット銀行」も、口座を作っておけば無条件で少なくとも月1回は他行宛ての振込手数料が無料になる銀行です。さらに口座の残高や取引の内容次第でランクが上がり、月当りの振込手数料無料の回数が最大15回まで増やすことができます。

「ランク1」
振込手数料無料の回数:
月1回まで無料(2回目からは157円)。
条件:なし

「ランク2」
振込手数料無料の回数:
月3回まで無料(4回目からは157円)。
条件:以下のいずれかを満たす
・月末残高30万円以上
・月末残高が1,000円以上かつ以下のいずれか2つに当てはまる。
1. 外貨預金の残高あり
2. 仕組預金の残高あり
3. SBIハイブリッド預金の残高あり
4. 純金積立の契約あり
5. 給与・賞与・年金受取いずれかの振込あり
6. 目的・不動産担保ローンの借入残高あり
7. カードローンの借入残高あり(残高50万円以上だと2つ分にカウント)
8. デビットカードの利用が月1万円以上(3万円以上だと2つ分にカウント)
9. toto・公営競技月内入金2万円以上
・預金残高が1,000円以上かつロボアドバイザー資産運用残高が月末10万円以上

「ランク3」
振込手数料無料の回数:
月7回まで無料(8回目からは157円)。
条件:以下のいずれかを満たす
・月末残高300万円以上
・月末残高が1,000円以上かつ以下のいずれか3つに当てはまる。
1. 外貨預金の残高あり
2. 仕組預金の残高あり
3. SBIハイブリッド預金の残高あり
4. 純金積立の契約あり
5. 給与・賞与・年金受取いずれかの振込あり
6. 目的・不動産担保ローンの借入残高あり
7. カードローンの借入残高あり(残高50万円以上だと2つ分にカウント)
8. デビットカードの利用が月1万円以上(3万円以上だと2つ分にカウント)
9. toto・公営競技月内入金2万円以上
・月末残高が1,000円以上かつ住宅ローンの月末残高がある。
・預金残高が1,000円以上かつロボアドバイザー資産運用残高が月末100万円以上

「ランク4」
振込手数料無料の回数:
月15回まで無料(16回目からは157円)。
条件:月末残高1,000円以上かつ以下のいずれかを満たす
・外貨預金と仕組預金の月末残高合計が、500万円以上
・外貨預金と仕組預金の月末残高合計が、300万円以上 かつ 住宅ローンを利用

サービス内容は新生銀行と近しいので、新生銀行と住信SBIどちらを選ぶか悩ましい所です。後は好みで選ぶぐらいでしょうか。ちなみに私は両方の口座を開いており、先に開業した新生銀行の口座の方をメインバンクにしている都合上、住信SBIネット銀行の方をサブ&SBI証券用に利用しています。

⇒住信SBIネット銀行

GMOあおぞらネット銀行

同行内・支店内の振込手数料 他行あての振込み手数料
3万円未満 3万円以上 3万円未満 3万円以上
ATMで現金 サービスなし サービスなし
ATMでキャッシュカード サービスなし サービスなし
インターネット 無料 一定回数無料
無料回数を越えた場合は157円

「GMOあおぞらネット」銀行は無条件で他行宛振込手数料が月1回まで無料になる銀行でしたが、2019年から始まったステージ制「カスタマーステージ」の導入により最大15回まで無料になります。

ステージ「1テックま君」
他行宛振込無料1回、ATM手数料無料2回
条件:なし

ステージ「2テックま君」
他行宛振込無料3回、ATM手数料無料5回
条件:円預金30万円以上、または外貨預金残高1万円以上、VISAデビット利用1万円以上・10万円未満、または30歳未満

ステージ「3テックま君」
他行宛振込無料7回、ATM手数料無料7回
条件:円預金300万円以上、または外貨預金残高50万円以上、VISAデビット利用10万円以上・100万円未満

ステージ「4テックま君」
他行宛振込無料15回、ATM手数料無料15回
条件:外貨預金残高500万円以上、VISAデビット利用100万円以上

他行当て振込手数料無料の回数が3回まで増えるステージ「2テックま君」までなら条件が容易なので、実質的にはサービスの大幅な向上と言えます。新生銀行・住信SBIネット銀行と並ぶ使い勝手のよいネット銀行に昇格しました。

 

じぶん銀行

同行内・支店内の振込手数料 他行あての振込み手数料
3万円未満 3万円以上 3万円未満 3万円以上
ATMで現金 サービスなし サービスなし
ATMでキャッシュカード サービスなし サービスなし
インターネット 無料
※三菱UFJ銀行への
振込み無料
一定回数無料
(無料回数以上は178円)
一定回数無料
(無料回数以上は283円)

「じぶん銀行」は三菱UFJ銀行とKDDIの共同出資によるネット専業銀行です。無条件で振込み手数料無料にはなりませんが、無料となる回数を増やす条件は容易です。さらに三菱UFJ銀行への振込手数料が無料というのがポイントです。

ステージ「じぶんプラス1」
振込手数料無料の回数:
なし
条件:なし

ステージ「じぶんプラス2」
振込手数料無料の回数:
なし
条件:残高10万円以上

ステージ「じぶんプラス3」
振込手数料無料の回数:
月1回まで無料
条件:残高50万円以上

ステージ「じぶんプラス4」
振込手数料無料の回数:
月8回まで無料
条件:残高100万円以上

ステージ「じぶんプラス5」
振込手数料無料の回数:
月15回まで無料
条件:残高300万円以上

⇒じぶん銀行

 

楽天銀行

同行内・支店内の振込手数料 他行あての振込み手数料
3万円未満 3万円以上 3万円未満 3万円以上
ATMで現金 サービスなし サービスなし
ATMでキャッシュカード サービスなし サービスなし
インターネット 無料 一定回数無料
(無料回数以上は168円)
一定回数無料
(無料回数以上は262円)

「楽天銀行」(旧イーバンク銀行)もネット専業銀行です。じぶん銀行と同様に無条件で振込み手数料無料にはなりませんが、無料となる回数を増やす条件は容易です。まずは「ハッピープログラム」というポイント優遇プログラムにエントリーが必要です。

ステージ「ベーシック」
振込手数料無料の回数:
なし
条件:なし

ステージ「アドバンスト」
振込手数料無料の回数:
月1回まで無料
条件:残高10万円以上or指定取引5件以上

ステージ「プレミアム」
振込手数料無料の回数:
月2回まで無料
条件:残高50万円以上or指定取引10件以上

ステージ「VIP」
振込手数料無料の回数:
月3回まで無料
条件:残高100万円以上or指定取引10件以上

ステージ「スーパーVIP」
振込手数料無料の回数:
月3回まで無料
条件:残高300万円以上or指定取引30件以上

※いずれのステージでも、楽天銀行の口座を給与(または賞与および年金)の受取口座に指定し、実際に「給与」や「年金」の受取があると、他行振込手数料が翌月3回無料になります
※いずれのステージでも、楽天ポイントを振込手数料の支払いに使うことができます。

⇒楽天銀行

 

ソニー銀行

同行内・支店内の振込手数料 他行あての振込み手数料
3万円未満 3万円以上 3万円未満 3万円以上
ATMで現金 サービスなし サービスなし
ATMでキャッシュカード サービスなし サービスなし
インターネット 無料 一定回数無料
(無料回数以上は220円)

「ソニー銀行」もネット専業銀行です。2017年1月より優待プログラム「Club S」が始まり、無条件で月1回は振込手数料が無料になります。さらに残高・取引内容に応じて最大10回まで無料になりますが、1回以上増やすにはステージ「シルバー」に昇格する必要があり単純な預金口座だと300万円必要なので少しハードルが上がります。

なおソニーVISAデビット付きキャッシュカードSonyBankWallet(ソニーバンク・ウォレット)を作ると、振込手数料の月間無料回数が1回分上乗せされます。SonyBankWalletの発行は、口座開設時にも指定できます。

ステージ「なし」
振込手数料無料の回数:
月1回まで無料
条件:なし

ステージ「シルバー」
振込手数料無料の回数:
月3回まで無料
条件:以下のいずれかを満たす
・月末の総残高300万円以上
・外貨預金の積立が月間5万円以上
・投資信託の積立が月間5万円以上

ステージ「ゴールド」
振込手数料無料の回数:
月5回まで無料
条件:月以下末の外貨預金および投資信託の合計残高が500万円以上1,000万円未満

ステージ「プラチナ」
振込手数料無料の回数:
月10回まで無料
条件:月末の外貨預金および投資信託の合計残高が1,000万円以上

⇒ソニー銀行

イオン銀行

同行内・支店内の振込手数料 他行あての振込み手数料
5万円未満 5万円以上 5万円未満 5万円以上
ATMで現金 220円 440円 440円 660円
ATMでキャッシュカード 無料 220円
インターネット 無料 一定回数無料
無料回数を越えた場合は220円

2018年4月よりリニューアルされたポイントプログラム「イオン銀行Myステージ」により、取引内容に応じて、他行宛振込手数料が月最大5回まで無料になります。

ポイントに応じた各種ステージ

  • プラチナ(150点以上):他行宛振込手数料が月5回まで無料
  • ゴールド(100点以上):他行宛振込手数料が月3回まで無料
  • シルバー(50点以上):他行宛振込手数料が月1回まで無料
  • ブロンズ(20点以上):他行宛振込手数料の無料特典ナシ
  • なし(20点未満):他行宛振込手数料の無料特典ナシ

ポイント付与条件

ポイント付与条件は以下の表となります。このなかで以下が比較的に取りやすい条件で、ネット銀行の手続きをしつつイオンカードとWAONを使うようにしていれば、少なくとも月1回は振込手数料が無料になります。。イオンカードやWAONの利用の代わりに15番の給与振込に変えてもいいかと思います。

「1.イオンカードセレクト…契約(10点)」
「3.イオンカードご利用代金の当行口座からの口座振替金額(10点)」
「4.当行キャッシュカードに付帯の電子マネーWAONでのお支払い(10点)」
「5.当行キャッシュカードに付帯の電子マネーWAONでのオートチャージ利用(10点)」
「14.インターネットバンキングの登録完了(30点)」
「15.給与振込(30点)」

対象取引 判定基準 イオン銀行スコア配点
点数 備考
使う ① イオンカードセレクト/
イオン銀行CASH+DEBIT/
イオンデビットカードのご契約
月末時点 10点 契約後は毎月10点加点いたします。
② イオンゴールドカードセレクトご契約 月末時点 30点 契約後は毎月30点を加点いたします。
③ イオンカードご利用代金の当行口座からの
口座振替金額
月間実績 10点
(最大100点)
1円以上:10点
2万円以上:20点
以降2万円につき10点
④ 当行キャッシュカードに付帯の電子マネーWAONでのお支払い 月間実績 10点
(最大100点)
1円以上:10点
1万円以上:20点
以降1万円につき10点
⑤ 当行キャッシュカードに付帯の電子マネーWAONでのオートチャージ利用 月間実績 10点 オートチャージ設定のみでは加点されません。
貯める ⑥ 積立式定期預金の口座振替 月間実績 10点 複数回実績があった場合も10点
口座振替ができなかった場合は加点されません。
⑦ 投資信託残高(時価) 月末残高 10点
(最大100点)
1円以上:10点
100万円以上:20点
以降100万円につき10点
⑧ 投信自動積立の口座振替 月間実績 10点 複数回実績があった場合も10点
口座振替ができなかった場合は加点されません。
⑨ NISA口座のご開設 月末時点 30点 開設後は毎月30点加点いたします。他行へNISA口座を変更した場合は加点されません。
⑩ iDeCo掛け金の口座振替 月間実績 30点 口座振替ができなかった場合は加点されません。
借りる ⑪ カードローン契約 月末時点 10点 契約後は毎月10点を加点いたします。
⑫ 無担保ローン残高(カードローン含む) 月末残高 30点 月末時点で返済が延滞されている場合は加点されません。
⑬ 住宅ローン残高
(フラット35の口座振替)
月末残高
(月間実績)
30点 延滞またはフラット35の場合、口座振替ができなかった場合は加点されません。
その他 ⑭ インターネットバンキングの登録完了 月末時点 30点 登録完了後は毎月30点を加点いたします。
⑮ 給与振込 月間実績 30点 給与振込として発信されたお振込のみ対象となります。
⑯ 年金自動受取 月間実績 30点 公的年金に限ります。
お受取月の翌月も30点加点いたします。

 

大和ネクスト銀行

同行内・支店内の振込手数料 他行あての振込み手数料
3万円未満 3万円以上 3万円未満 3万円以上
ATMで現金 サービスなし サービスなし
ATMでキャッシュカード サービスなし サービスなし
インターネット 無料 月3回まで無料
(4回目以降は220円)

「大和ネクスト銀行」は、大和証券の口座とセットで開く事が前提のような銀行です。無条件で月3回まで他行あての振込み手数料が無料となりますが、そもそも大和ネクスト銀行はキャッシュカードを発行しておらず、入金するには大和証券の口座に入金(翌営業日に大和ネクスト銀行に連動)か他の銀行口座から大和ネクスト銀行の自分の口座に振込む必要があります。

この辺、単独の銀行と見なすと使い勝手が悪いですが、大和証券とセットで利用するなら、利便性がかなり向上します。

野村信託銀行

同行内・支店内の振込手数料 他行あての振込み手数料
3万円未満 3万円以上 3万円未満 3万円以上
ATMで現金 サービスなし サービスなし
ATMでキャッシュカード サービスなし サービスなし
インターネット 無料 月10回まで無料
(11回目以降は220円)

「野村信託銀行」は、上記の大和ネクスト銀行とサービス内容が類似しています。無条件で月10回まで他行あての振込み手数料が無料となりますが、やはりキャッシュカードが発行されず、入金するには野村証券の口座に入金か他の銀行口座から野村信託銀行の自分の口座に振込む必要があります。

 

ATMの時間外手数料が無料になる銀行

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コンビニATMの時間外利用手数料が無料になる銀行

2017.01.27