大丸・松坂屋のお得意様向けカード、いわゆる外商カードに該当する「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」には、全国にある大丸・松坂屋の専用ラウンジを無料で利用できるという特典があります。
今回は上野を起点とした東京観光したついでの休憩にと、平日の夕刻に松坂屋上野店・本館7階にある「お得意様サロン」(ラウンジ)を利用してみたので紹介したいと思います。
目次
「お得意様サロン(ラウンジ)」の場所・外観
場所は松坂屋上野店・本館の7階。エレベーターホールから右手、「お得意様サロン」と書かれた入口があるのですぐに判ります。
大丸・松坂屋の「外商カード・お得意様専用ラウンジ」一覧
ちなにみ全国の大丸・松坂屋店舗におけるお得意様専用ラウンジ(D’sラウンジ・外商サロン)の場所はこちらです。
店舗 | ラウンジの場所・名称 |
---|---|
大丸札幌店 | 7階 D’sラウンジ サッポロ |
大丸東京店 | 11階 D’sラウンジ TOKYO |
松坂屋上野店 | 7階 お得意様サロン |
松坂屋静岡店 | 北館2階 Blanc CUBU |
松坂屋名古屋店 | 北館5階 お得意様サロン |
大丸心斎橋店 | 本館8階 D’sラウンジ心斎橋 |
大丸神戸店 | 本館8階 D’sラウンジ神戸 |
ラウンジトーキョーを利用するには
入り方はカンタンです。
入口にいる係の方に「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」を見せるだけです。
大丸東京店のD’sラウンジみたいに利用時間の制限なども特に伝えられず、「ご自由にどうぞ」という感じで奥のラウンジへ案内されました。
「お得意様サロン(ラウンジ)」の内観・サービス
▼内観はこんな感じ。奥から入口の方を見た絵です。二人対面のソファが6対ほど。大丸東京店とくらべるとだいぶ古めかしい感じで、ソファにも年季が入っています。
あとは、入口近くにカウンター席6席程度ありますが、こちらは何かの手続きとか商談のためのスペースといった感じですね。
平日夕方16時ぐらいにおとずれたのですが、先客は1名のみ。その方もすぐに出ていってしまい。いるのは自分たち一組のみ。
フリーWiFiがあるかと思いきや特につながりそうなものは見つからず。。
ドリンクサービス
ドリンクサービスはセルフサービスになります。
入口付近にあるサーバーを利用します。緑茶・ほうじ茶・リンゴジュースといったラインナップで、かなり簡易な感じ。
感想
もともとは外商用の商談や、商品の受渡などをするスペースがメインで、休憩用のラウンジとして利用はあとから付け足したのかな?という感じで。室内のハードウェアはだいぶ古め。
とはいえ、上野〜御徒町あたりで、このような「休憩スペース」が無料で確保できるというのがポイントで、とにかく歩く上野・御徒町界隈の観光や買い物で疲れてしまったときの一時退避場所として使えるのはありがたいですね。
あと、隣のパルコヤに入っているTOHOシネマズ(映画館)の開演待ちの時間潰しにもちょうどいいです。
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大丸東京店の「D’sラウンジ TOKYO」の体験記事はこちら
外商カードの入手方法は?
「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」は以前は外商カードの位置付けとして、招待制のクローズドなカードだったのですが、2021年11月からオンライン入会を始めています。
この背景には既存の外商顧客の高齢化があり、現在30〜50代の百貨店をあまり利用してこなかった共働き世代を新たな”お得意様”として開拓する必要が大丸・松坂屋側にはあったからです。
ネット経由の外商チャネル「コネスリーニュ」なども若い世代を意識した外商サービス拡充の一貫と考えられます。
大丸・松坂屋のクレジットカードには一般カードとゴールドカード、そしてお得意様ゴールドカードの3グレードあります。
グレード順位 | カード名 | 年会費 |
---|---|---|
1位 | 大丸松坂屋お得意様ゴールドカード | 11,000円 |
2位 | 大丸松坂屋ゴールドカード | 11,000円 |
3位(一般) | 大丸松坂屋カード | 2,200円 |
普通のゴールドカードとお得意様ゴールドカードの年会費は同じ11,000円。サービスの違いは普通のゴールドカードがポイント付与、お得様ゴールドカードは直接割引であることと外商サービスがつくことです。
同じ年会費であるなら明らかにお得意様ゴールドカードの方が特典内容が充実しています。
ただ、大丸・松坂屋カードのサイトでは直接的にはお得意様カードの申し込みは受けておらず、当サイトなど大丸・松坂屋の記事を掲載しているようなブログ、経済誌などの広告記事といった媒体向けにお得意様ゴールドカードの申し込み口を設けるような戦略をとっている様です。