デスクトップのPCに保存している動画ファイルを外付けの2.5インチのSSDに転送して持ち出そうとすると、ウチの環境の場合USB Type-Cケーブル接続なのに40MB/s(320Mbps)ぐらいしか出なくていまいち遅い。
USBの規格でいうと、USB2.0程度(理論値480Mbps)の速度しかでてません。
PC側はUSB3.1に対応、外付けSSD側はサンダーボルト(USB3.2以上)に対応しているので、どうもケーブルのせいで本来の性能が出ていないみたいです。
というわけでケーブルを、現在USB Type-C形状のケーブルの中でもで一番早いサンダーボルト3(Thunderbolt3)対応のケーブルに取り換えてみました。
目次
交換したケーブル
3年前の2019年に買ったケーブル
いまままで使ってたケーブル(速度はUSB2.0相当)
USB Type C-Type C ケーブル,RAMPOW【2M/PD対応/グレー/保証付き】Power Delivery最大60W/3A充電 480 Mbpsデータ転送 Macbook/iPad Pro 2018/ Google Pixelなど対応
今回購入したケーブル (サンダーボルト3、速度はUSB4相当)
サンダーボルト 3 ケーブル 40Gbps USB Type C Thunderbolt 3ケーブル 100W/5A 急速充電 USB4.0 PD対応 5K/60Hz 2つ 4K 映像出力
速度の比較
PC側のスペック:
・ストレージはNVMe SSD
・USBは3.1(形状はType-C)
・OSはWindows10
これを外付けの2.5インチSSD(ケース自体はThunderbolt 3対応)へ、35GBのファイルを転送したときの速度は以下の通り
今まで使っていたケーブル
転送速度は41.2MB/s(330Mbps)
今回購入したケーブル
転送速度は400MB/s(3200Mbps→3.2Gbps)
というわけで、ケーブルを変えたおかけで約10倍の速度アップ
今回自分の環境はケーブルがボトルネックだった
PC本体はUSB3.1対応(理論的には625MB/s出る)。外付けSSDはサンダーボルト3(理論的には5000MB/s出る)
しかし、いままで使ってたケーブルだと、転送速度が40MB/s程度しか出なかったのは、やはりケーブル自体がUSB2.0(理論値的には60MB/s)の速度しか出せなかったのが原因でした。
ケーブル自体を今回サンダーボルト3にまで引き上げた事により、次に遅いPC側のUSB3.1の速度に合う様に変化しました。PC側もUSB4に対応すれば、サンダーボルト3の性能を最大限まで引き上げることができるはずです。
今回購入したケーブルの外観
サンダーボルト3対応ケーブルとなると、1m長でアップル社製だと今でも5000円ぐらいして高価な印象でしたが、こちらは3000円を切る値段でだいぶ買いやすくなってます。